【高湯温泉 旅館玉子湯】　本物の“源泉掛け流し”を楽しめる極上湯

温泉ソムリエeriのおすすめ温泉！
高湯温泉 旅館玉子湯（福島県）

福島駅からバスで揺られること約４０分、福島県福島市内に私の大好きな秘湯があります。その名も高湯温泉。山形県の白布温泉や蔵王温泉と共に奥州三高湯（おううさんたかゆ）として数えられた高湯温泉は、２００７年に開湯４００年を迎えた歴史ある温泉地です。狭いエリアに１０箇所の泉源があり総湧出量は毎分2,956リットル。これらを８軒の温泉宿と１軒の共同浴場で使用しています。
今回ご紹介する「旅館玉子湯」は、明治元年に建てられた茅葺の湯小屋を筆頭に足湯を含む合計７箇所の湯処を持つ、館内での湯めぐりが楽しめる旅館です。

旅館玉子湯の目玉である茅葺の湯小屋は、木造りなので湯治場の雰囲気を味わいながら温泉を楽しめます。温泉に浸かると「肌がタマゴのように滑らかになること」「においがゆでタマゴに似ていること」から「玉子湯」と名付けられたそうです。

旅館玉子湯の泉質は、酸性ー含硫黄ーアルミニウム・カルシウムー硫酸塩温泉。肌の古くなった角質を落としてくれるピーリング作用がある温泉成分が含まれているため、つるんとしたタマゴ肌を目指す方にぴったり！

こちらは湯底に溜まった、硫黄の香りプンプンの湯の花です。高湯温泉の素晴らしいところって、本物の“源泉掛け流し”を楽しめるところなのです！地形の落差だけを利用して浴槽まで引湯する自然流下を行っているため、人の手を加えることなく、湧き出たそのままの温泉を私たちは楽しむことが出来るのです。泉質重視の方にオススメです。ぜひ、極上の玉子湯を訪れてみてくださいね。

基本情報

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