【HOW TO#11】暑さ対策篇

【キャンプHOW TO Supported by WILD-1】
こちらでは、「アウトドアライフストアWILD-1」協力のもと、キャンプ初心者から経験者までためになるHOW TO情報をお届けします!
今回のテーマは、夏のキャンプならではの「暑さ対策」。もちろん夏は暑いものですが、出来るだけ快適にキャンプしたいですよね。暑さ対策を実施しながら夏のキャンプを思いっきり楽しめる方法をお伝えいたします!

夏のキャンプ場選びのポイント

夏の暑さを少しでも和らげたいと思うならキャンプの暑さ対策をする前に、まずはキャンプ場選びが重要です。キャンプ場を選ぶ際に参考にする項目をご紹介します。

キャンプ場の標高
基本的に標高が高くなると涼しくなり、100m標高が上がると気温が約0.6℃~1.0℃下がるという目安があります。暑さ対策としては標高が高いキャンプ場を選ぶ事が大切です。しかしその分夜はぐっと冷え込みます。寒暖差に注意して服装を選びましょう。

キャンプ場の立地
海、川、湖など近くに水辺があるキャンプ場は、水遊びやウォーターアクティビティを組み合わせる事で、体を冷やしながら夏キャンプを楽しむ事が出来ます。注意するべきことは急な天候の変化。特に川は急な増水の危険もありますので、上流の天気も気にしながらキャンプを楽しみましょう。

キャンプ場内の環境
木陰が多く直射日光が当たらないキャンプ場もオススメ。場内に休憩スペースが整っていたり、カフェが併設していると涼を取れたりもしますね。

全ての条件を満たすことは難しいかもしれませんが、自分が気になっているキャンプ場がどれかに当てはまると夏キャンプにはいいかもしれません。次は暑さ対策をご紹介しましょう。

暑さ対策をしよう

さて、キャンプ場に到着して楽しい時間が始まりますね。暑さ対策をしながらキャンプを満喫しましょう。暑さ対策のポイントをご紹介します!

設営が勝負!
夏の日差しの中でせっせと道具を下ろして、テントを立てて、設営して…。この時間が一番汗だくになりますよね…。そして一番熱中症になりやすいので、まずは面倒な事はやらない!という決断も大切。いきなりテントは立てない!とか、まずは木陰でチェアリング(野外で椅子に座りながらお酒などを飲んで楽しみながら過ごすこと)して環境に慣れる!とか。自分たちの体力を残しながら設営しましょう。

日陰を作ろう!
夏キャンプで一番活躍するのがタープ。各メーカー様々な商品が販売されていますが、夏は濃い日陰を作れる「コットン混紡生地」のものがおすすめです。太陽の動きを予想しながら、日陰が十分に作れるようにタープを張りましょう。

涼ファッション・涼ギアを準備しよう。
日頃使っている「冷感グッズ」はキャンプでも活躍します。 また最近はポータブルバッテリーを使いながら、サーキュレーターや扇風機を持参する方も増えてきました。普段使いのギアも有効活用しながら暑さ対策をしましょう。

濃い日陰ができるタープがおすすめ

夏キャンプオススメギア

アウトドアブランドがリリースしているサーキュレーターは充電式のものが多く、1泊程度のキャンプならモバイルバッテリーは不要。また保冷力の高いジャーは氷を持ち運ぶことができるので、淹れたてのコーヒーからアイスコーヒーが作れたり、ウィスキーをロックで飲めたり、涼をとりながらキャンプの楽しみが広がります。手軽にできる暑さ対策としておすすめのグッズが「ハッカスプレー」。メントールの効果で涼しさを感じられる他に、虫除けや消臭の効果も期待できるので、夏のキャンプには必ず持って行きたいですね。

アウトドアブランドのサーキュレーターが便利
氷も運べる保冷ジャー
虫よけ効果もあるハッカスプレー

~まとめ~
いかがでしょうか?夏キャンプの暑さ対策をご紹介してきましたが参考になりましたか?とは言っても夏は暑いものです!一番大切な事は、夏の暑さも楽しむ気持ち!これを忘れずにキャンプ場に行く事だと思います。キャンプは四季それぞれの魅力がありますので季節に合わせた装備を揃えて春夏秋冬楽しみましょう!

ライターPROFILE

光又 新二

世界を旅し、アウトドアの様々な経験を持つ元バックパッカー。
現在は茨城県大洗町でキャンプ場の運営を行いながら、県内アウトドア事業者の会合「いばらきキャンプサミット」を定期開催し、「いばらきアウトドアセッション」を立ち上げ、県全体で広域的に連携をしながらアウトドア振興活動を行う。
誰も教えてくれないキャンプ場で困らない為の基本的なルールとマナーを学べる一冊。「初めてでも安心-ルールとマナーがわかるキャンプの教科書」AMAZONで販売中。

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