【葛温泉 温宿かじか】　『単純温泉』の深さに気付かされた信州の秘湯

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葛温泉 温宿かじか（長野県）

長野県大町市にある葛温泉は、長野県と新潟県をつなぐ大糸線の信濃大町駅から車で約20分の場所にあります。約400年前、お腹をすかせた村人が葛（くず）の根を掘りに山へ出かけた際に発見したことからその名がついたと言われています。

男女１箇所ずつ内湯・露天風呂があります。内湯は日本三大美樹の一つであるコウヤマキを浴室全てに使用しています。目にも優しい温かみのある色合いの浴室はコウヤマキと湯の香りが漂い、木のぬくもりを感じながら浸かるとより一層リラックスして入浴を楽しむことが出来ます。

大自然に囲まれた開放感抜群の露天風呂には大量の湯の花が舞い、湯の香りも強く感じます。「温宿かじか」は自家源泉を２本所有していて内湯と露天風呂それぞれ異なる源泉が注がれています。泉質は２本とも『単純温泉』ですが、硫黄泉を思わせる湯の香りや湯の中を舞う湯の花、そして肌ざわりなど『単純温泉』の深みに気付かされます。一つの宿で2種類の温泉を楽しめますし、浴室の雰囲気も全く異なるので、ぜひ内湯・露天風呂それぞれの温泉を楽しんでみてください。

基本情報

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